4月15日「ネットワーク基礎研修」(2日目)

「ネットワーク基礎研修」2日目です。
難しく感じている方、結構いらっしゃるようです。

この日は、1日目で学んでいただいた内容を噛み砕くため、
さらに詳細について講師が具体例をあげながら話していきました。

・グローバルアドレス/プライベートアドレス
デフォルトゲートウェイ
・TCPとUDP
・TCPの役割コネクション管理/順番制御/エラー検出とフロー制御/フロー制御
・DNSサーバ(ドメイン名とIPアドレスの変換)
・WEBサーバ(httpとhtml)
・メールサーバ smtp(ポート25:送信)/pop3(ポート110:受信)
・フレーム/パケット/セグメントの中継

などなど…IT業界としてはとても基本的な用語ですが、
馴染みのない方にとっては本当に覚えるのも大変だと思います。
そのため、単語ひとつひとつを覚える、というよりも
ネットワークの「仕組み」を落とし込んでいただくのが目的です。

講義の最後に、フレームを作ってネットワークの仕組みを体感する
ワークをおこなって、2日間の講義の内容が実際にはどのように
働いているのかが、理解できたように見えました。
ある受講者いわく、こちらのワークは「2日間のエッセンス」だそうです。

1日目では、「まだちゃんとよくわかってないです…」と自信を無くしていた方も、
2日目には学んだことを落とし込んでいただけたようです。
そのせいか、確認テストの成績も良い結果になったようでした!


【受講者の声】

・会社内のシステムも、Web上のシステムも、全てネットワークの知識が
 不可欠なので、トラブルが起こった時に対応できたり、システムを構築する際に
 部品の名前や手続きの呼び方をすぐ理解できるようにしたい。
 今まで嫌いで避けてきたネットワークだったが、どのように新しい技術が
 出てきたときに勉強すればよいか、なぜWebでページが表示されるのかを
 今までよりは細かく理解することが出来た。

・研究でも、UDP、TCPやネットワーク周りは方法処理しようはしていたのだが、
 基本的な枠組みが理解出来ていなかったことを今回で痛感した。この研修で
 感じたことを活かし、実際の業務でも「出来れば良い」ではなく、
 「何故出来るのか」をきちんと自分で理解していく姿勢を常に持ちたいと思う。

・ネットワークについての基礎知識や用語、コマンドを利用した設定の見方などを
 学習したので、まずは社内でどのようなネットワークが使われているか、
 どのように構築されているか、またどのような工夫されているかを知っていきたい。
 また、トラブルに対処する方法も学んで実務に活かしたい。最後の封筒を使った
 ワークがとても分かりやすかった。今までよく分からなかったネットワーク各層の
 違いを理解することが出来てよかった。

・ネットワークがどのように繋がって、どのようにデータが流れているのか
 仕組みや一連の流れを理解出来たので、実際に業務をする時にも
 そのイメージを忘れずに取り組みたいと思います。自分一人で参考書で
 勉強している時は何が何だか、何がどう関係しているのかよくわかりませんでしたが、
 全体・詳細・流れという3ポイントでしっかりと理解出来ました。

受講後のアンケートも、このようにコンピュータ基礎研修と比べ、
具体的になってきたことに気が付きました。
知識も増え、理解も深まったことでこうしたコメントが出てくるのでしょう。
そしてまた、受講後も質問タイムです!

さて、明日からはデータベース基礎研修です。
SQLの特訓、始まります!