6月4日(木)Java・システム開発演習(最終日)~成果発表会~
皆様、こんにちは。
いよいよ、成果発表会当日になりました。
4月の当初から37日間続いてきた「新人IT研修」も、今日で終了いたします。
新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインにて実施してまいりましたが、
ここまで集中を切らさず、よく頑張ってきたと思います。
いよいよ、成果を披露するときです!最終日、張り切っていきましょう!
昨日の日報には、こんなコメントがありました。
「あらかじめ今日の進捗目標を決めて作業に取り組む日々が続いたので、
遅れた時のリカバリープランも立てやすかった。
実務でも時間の遅れは必ず生じると思うので、
完成日から逆算して遅れずに完成できるように
時間、計画の管理をしっかりしたい。」
「話がまとまらず言いよどんでしまう場面があった。
話の内容が変わる際は、「次は○○について説明いたします」など、
内容に変化があることを明言する。
話す内容を明言することで、自分の話している内容を意識し、
言いよどみも減少すると考える。」
毎日、グループで進捗報告と振り返りをしていますが、
自身でも、きちんとトライアルアンドエラーを繰り返して、
PDCAサイクルをまわす癖が身についてきたようですね。
朝の進捗報告でも、下記のような発表がありました。
「発表のリハーサルをして、まだ改善できるところを発見できたのが良かった。
時間も調整が必要な部分があるので、何度かリハーサルをして調整したい」
「昨日午前中に新たなエラーが見つかったが、
期日内に確実に予定が終わるように、
逆算して予備時間を設けて予定を組んでいたので、
突発的なエラーにも対処でき、発表練習も十分にできた」
講師も、
「時間調整も大事だけど、何よりも、きちんと聞く側に『伝わる』ことが大事!」
「質疑応答の際に、誰でもこたえられるように、
また、デモをする人以外もコードを見せることができるように、
準備をしておいてください!」
と熱心にアドバイスをしていました。
KPT(Keep(良かったこと)、Problem(課題、改善点)、Try(解決策))の
プレゼンテーションを習慣にしたことで、
「余裕をもってタスク期限を設定し、軌道修正する」タイムマネジメントの基本が
定着しつつあることが伺えます。
本日は、最大で20名以上の方が見学に来られます。
しっかりと「見られている」ことを意識して、自信をもってプレゼンしてくださいね!
進捗報告の後は、各グループ、昨日のリハーサルの講評を踏まえて、
プレゼンテーションの構成を練り直しています。
コンセプトにこだわりがあるグループでは、
一生懸命考えた独特な「世界観」が、どう話したらうまく伝わるのかを
一生懸命議論しています。
「昨日、世界観が伝わらないのはもったいない、
ってフィードバックがあったけど、
たしかに『何のことかよくわからない』って思われたまま進んだら、
意味がないよね~」
「そうしたら、序盤で『こだわった点』について、
時間をかけたほうが良さそうかな?」
「世界観的なこだわりと、ポイント付与とか、技術的にこだわった部分と
スライドを分けて話すのもいいね」
前提として、「自分たちが話したい」内容よりも、
「相手が聞きたい」と思うであろう内容に焦点を当てて、
ディスカッションできているのがよいですね。
別のグループの様子をのぞいてみると、早速リハーサルを行っていました。
11:00から、3グループそれぞれを回って、講師陣とリハーサルをするので、
その前に何回かリハーサルをして、プレゼンを仕上げよう!と意気込んでいるようです。
終わった後は、早速反省会。
「さっきの話し方よかったよ!」と褒めたり、
「以上で○○の説明を終わります、は入れたほうがいいね!」
と意見を言い合っていました。
昨日、講師からフィードバックされた内容を受けて、
早口にならないように気を付けながら、丁寧に話している様子です。
11:00からの最終リハーサルでも、かなり様になっていました。
午後、いよいよ発表会が始まりました。
全員が必ず、機能の説明ができるように話の構成を工夫しており、
それぞれのグループが持ち味を最大限に生かして、一生懸命、プレゼンをしていました。
「ラムダ式を使って、実装を完成させたことで、クラスの整理に貢献できました」
「購入後に付与できる、ポイントシステムを導入しました」
技術的に苦戦したところも含めて、発表してもらい、
様々な観点で、参加企業の皆様にご質問・ご講評をいただきました。
参加されている企業の方も
「う~ん、やるなあ…」と感心しているような表情をされていたり、
全体が笑いの表情に包まれる場面も。
最後には、運営陣や、講師の方からコメントがあり、
受講者のみなさんも、感慨深い思いに浸っていた様子です。
発表会も無事に終わり、研修のゴールにたどり着きました。
本当に、この数か月、よく頑張って受講していただきました。
研修終了ですが、エンジニアとしては、まさに今日がスタートを切る日です。
皆様の活躍を心よりお祈りしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。