6月3日(水)Java・システム開発演習(10日目)~発表会準備、本番環境への移行~

皆様、こんにちは。

いよいよ、成果発表会の前日。

「Java・システム開発演習(11日間)」の10日目です。

 

泣いても笑っても、準備にかけられるのはあと1日です。

本番環境への移行と、発表資料、提出資料を仕上げてもらいますよ!

 

昨日の日報には、自身の成長について振り返るコメントがありました。

 

(プログラミング経験者の方)

「CSSを初めて見た時は、どこに書けばいいのか、

 どんな風に書けばいいのか分からず、

 ずっと迷っていましたが、今は、簡単な変更であれば時間をかけずに

 変更できるようになって良かった。」

 

(プログラミング経験者の方)

JavaScriptを使わないと記述不可能そうな箇所があったため、

 過去の研修で使ったテキストを読み直し、想定通りのものが作ることができた。

 自分で調べて考え、JavaScriptを書くことができたので、自信がついた。

 他人に助けられることでは、生まれない感情だと実感した。」

 

Webアプリケーションの機能を仕上げ、

CSSやJavaScriptでデザインの適用しているようですが、

処理とデザインを、トータルでコーディングできるようになったと実感が持てるのは、

ひとまわりも、ふたまわりも成長した証でしょうね。

自信を糧に、最後までやり抜いてください!明日の発表を心待ちにしています。

 

f:id:insblog:20200603182420j:plain

 

さて、今日もKPTのプレゼンテーションから研修を開始しました。

発表会の発表順で進捗報告してもらいます。

 

「テストを行うグループと、CSS作成グループに分かれたことで、

 効率的にテストを完了させることができたことが良かったです。

 発表資料に着手できていないことが課題ですが、役割分担を明確にして、

 効率よく進めたいと思います。

 時間の余裕があれば、やはりレスポンシブウェブデザインにも挑戦したいです」

 

「デザインを3人で行おうとして、意見がまとまらないことが多く、

 時間がかかってしまったことがありました。

 細かい部分の最終調整は、一人の人に作業を任せて、

 他の人でドキュメントを完成させます」

 

といった報告がありました。

昨日、レスポンシブウェブデザインに挑戦するか迷っていたチームですが、

余裕があればチャレンジしよう!ということを決めたようですね!

(楽しみにしています)

報告の仕方も、「結論→理由→具体的な解決策」の順を、

自然に意識できるようになったところが素晴らしいと思います。

 

 

進捗報告の後は、各グループで最終調整に入っています。

 

あるグループでは、昨日のうちに発表資料の作成を大方終えたようで、

Webアプリケーションのヘッダー部分を、

一つ一つロゴに差し替えようとしている様子です。

 

f:id:insblog:20200603182443j:plain

 

Webアプリケーションのコンセプトをこだわっただけに、

デザインでどこまでそのコンセプトを再現できるか、というところに

全員がこだわりを持っているようですね。

(※突飛な発想をしている、斬新なアイデアが魅力的なグループです)

 

 

他のグループでは、ドキュメントを完成させるべく、一人ひとつ、

完成していないドキュメントを割り振って作成しているようです。

 

過去に作成された資料を参照しつつ、

どこまでデモンストレーションをするか、プレゼンテーション資料で説明するか、

共通認識を取って、発表資料のスライドのボリュームを調整しています。

 

手が空いてしまった方がいることもあってか、

他のグループに先駆けて、本番環境への移行を並行して進めます。

 

サブ講師が手順を説明しながら、

最終的にアップするWARファイルを書き出し、

本番のデータベースの接続も行いました。

 

f:id:insblog:20200603182509j:plain

 

本番環境での動作が確認できると、皆さんかなり嬉しかったようで、

全員が手を止めて画面をのぞき込み、わいわいと話していました。

 

「おー!動いてる!ここまでよく仕上げられたね~!!」

「いったん仮で会社概要ページを作ったけど、

 個々の情報は書き換えたほうがよさそうだね」

「代表者名も変えようか、全員の名前もじって書き換えよう(笑)」

という具合に、細かい修正点を確認して、また個人作業に戻りました。

 

 

午後も、最終的なエラーチェックと、発表資料の準備を進めています。

 

もう一つのグループでは、先にデバッグを完了させて、

今から発表資料作成に着手する様子。

チャットにざっと、作りたいスライドを整理して、分担を決めています。

 

 

f:id:insblog:20200603182612j:plain

 

「みんな、どのページ作りたい?(笑)」

「サイト作成の『動機』っていうと難しいけど、

 コンセプトの言い出しっぺは私だから、私が担当するよ!」

「○○さんは本番環境アップ後の最終チェックやってほしいから、

 軽めの資料作ってもらおう!」

「了解!こだわりポイントは、とりあえず各々のスライドを作った後で、

 みんなでアイデア絞って決めようか!」

 

作りながら、「機能ってこんなもんだっけ?」と確認しながら、作成しています。

 

f:id:insblog:20200603182652j:plain

 

「ベタに書くと、文字数が多くなって見づらいかなあ」

というメンバーの指摘を受け、

「○○機能

  -○○一覧ページ

  -○○詳細ページ」

というようにまとめ直していて、見やすさを考えて資料も作っています。

 

1時間足らずで全員分の資料を統合し、内容を調整しました。

分担作業後でも大きな認識のずれもなかったようで、

少し画面のキャプチャを加えて完成させていました。

 

見やすい資料にするための工夫をしたり、

きちんと方向性を合わせて作業に取りかかったりするなど、

自然に適切な仕事の進め方をしているところを見て、とても安堵しています。

 

まだまだ荒削りのところはありますが、

研修後も「能動的に発信する」ことを意識できれば、

現場でも、十分にコミュニケーションがとれるのでは、と期待できます。

 

 

先ほど、本番環境での動作確認を終えたグループに戻ってみると、

本番環境で画面遷移を確認しながら、

このWebページでこの説明をしよう、と細かく決めていました。

 

昨日の予行練習で、講師から、「裏側での処理も説明するとより良いプレゼンになる」

とフィードバックがあったことを受けて、

「会員登録はデータベースにデータを移行し、

 ログインした後はセッションスコープでデータを保持していることを

 説明しておこう」

「注文が完了した段階で、データベースのカラムも見せよう」

「お問い合わせページとか、注文関連の機能については、

 ログインしているか、していないかで表示される内容が違うから、

 まずログインせずに見せたほうがいいね」

と、熱く議論を交わしていました。

ディスカッションしている内容が的確なので、今から本番が楽しみです!

 

ディスカッションを終えたところで、

「とりあえずぶっつけ本番でやってみるぞ!」と、原稿は作らずにいきなり通して話し始めました。

※この対応力、素晴らしいですね。

 

f:id:insblog:20200603182734j:plain

 

タイムキーパーが時間を測り、「○○さんは△分△秒」と発表して、

早速反省会をしていました。

 

「原稿を作り、端的に話すことで時間短縮できそう!」

「エラーで苦労したことも発表したいから、○○の時間を削ろう」

「あえて質問してもらうことも考えて、全部説明しないのも手だね」

と意見を出し合っています。

 

15:30を過ぎたあたりから、講師陣が各グループを回って、

発表会の予行練習にフィードバックをしました。

伝わりやすい話し方や、スライドの見やすさ、声のトーンについても指摘をしました。

 

どのグループも、多少不安を感じている点はありますが、

無事明日を迎えられるところまで仕上げています。

いよいよ明日ですね!楽しみにしております!

 

本日も、一日お疲れさまでした。