5月24日「開発実習6日目」のご報告です!

本日で、開発実習6日目が終了いたしました!最初に計画した各チームのスケジュールからは、やはり遅れが見られるようですが、早いチームはコーディングに入ったようです。現在の進捗状況は、早いチームで本日午後からコーディング開始、続くチームが本日終了時点で詳細設計の承認が下り月曜からコーディング開始、残りの2チームに関しては詳細設計修正中となっております。

最終的な質を担保しつつ、残り僅かな時間でペースを上げていくのはなかなか難しいものですが、『できない!』と思った時点で皆さんの歩みは止まってしまいます。一歩一歩踏みしめてゴールに向かっていってくださいね。

それでは本日も、作業報告書へのコメントを振り返ってみましょう!

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◆ドキュメントのチェック方法について
次の2つの方法を試してみてください。
・複数人でチェックする
・声に出して読んでチェックする

◆ファイルのバージョン管理について
「作業報告書0521.doc」が昨日の段階で更新され、講師のコメントが付加された原本が消えてしまっています。ファイルのバージョン管理(原本管理)は、複数人で作業する開発現場では不可欠です。バグ対処してようやく動くようになったプログラムが書かれたソースファイルが、誰かによって上書きされて消去してしまったら大問題です。

◆遅れ回復について
詳細設計の終了予定日は、WBS(Work Breakdown Structure)では、5/22になっています。10日のうちの2日遅れるというのは、開発期間1年のプロジェクトでは、2か月遅れるということです。回復策を具体的に決めて取り組みましょう。


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まだ、書類作成等にも指摘が残っているようですね。細かなことかもしれませんが、ここで学んだことは開発の基本ということで、ひとつ一つメモを取りながら吸収していってください!

昨日までで、全ての受講生からコメントをいただきました。ご協力いただきありがとうございました!
本日から5/29(水)までは各チームの代表者に研修の様子を聞いていきます。

今日のコメントは、現在トップでコーディング工程に入ったチームからいただきました。
序盤なかなか、プロジェクトが進まなかったものの、再スケジュールをして順調に再スタートされております。
そんなチームのけん引役の一人からのコメントをご紹介します。

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本日は開発実習の6日目でした。

新人IT研修最後の講義である開発実習も半分が過ぎてしまいました。
現在取り掛かっているwebアプリケーション開発の作業を行っていると、毎日の講義時間があっという間に過ぎてしまい、気が付いたら講義が終わる17時になっているという感覚の日々が続いています。

また最近では、17時になっても誰一人帰宅の準備をせずに作業を続けている様子が見られます。それだけ大変な課題に取り組んでいるからというのもありますが、それぞれが責任感を持って、担当する作業に真剣に取り組んでいる表れだと思います。

私たちの班では、作業の遅延が見られ、仮想お客様である講師の方と要件定義を行い実装する予定を立てた機能を、いくつか削減しなければならなくなりました。
他の班がスムーズに作業を進める中、作業遅延のために機能を削減しなければならず、
悔しい気持ちがありましたが、作業の遅れを取り戻すためには仕方がない決定でした。

このような問題は、実際の現場においても存在する問題だと思います。
だからある意味でこのような問題を、研修時に経験することができたのは良かったことだと思います。

機能を削減した分、しっかりと遅れを取り戻して、アプリケーションの納期に間に合うように作業に取り組んでいこうと思います。

このような様々な経験することが、研修を受ける上でとても重要なのだと思います。
そのことを頭に入れて、残り5日間となった研修に臨もうと思います。
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忙しいところありがとうございました。そして、機能削減の件、非常に素晴らしいと思いました!苦渋の決断であったと思います。ただ、この悔しさが成長のバネとなり、今後の成長を更に加速させるはずです。
製品が完成するのを楽しみにしております。

それでは今週も一週間お疲れ様でした。
最後に本日の研修の様子を写真でご覧ください。

また来週お会いしましょう!

◆各チームのホワイトボードの様子

◆レビューは毎回緊迫した雰囲気が

◆隣のチームに偵察に・・・w