5月20日「開発実習(3日目)」

本日は開発実習の3日目です。
昨日まで計画通りに進められていたチームも、
今日からは思ったように進まない場面が増えてきた様子です。

話し合ったり、画面とにらめっこをしたり、
苦戦している様子が見られはじめました。

また、毎朝進捗報告をするようになり、皆さん数字で物事を捉える力
が少しずつ身に付いてきたようです!

「ほとんど終わりました」のように、曖昧な表現をしてしまうことも
ありましたが、その直後「えっと、△△は完了し、○○は80%終了
しています。後は□□が終われば100%です。」と言い換えられて
いるところがとても良かったです♪

時間との戦いが始まっているようですが、そうなると余計数字を
意識することが大事になってきます。
自分が担当している業務の優先順位をつけ、何をいつまでに終わらせる
ことを目標とするのか、を意識しながら取り組むことで、計画に影響を
与えずに進めることができますよね。

とはいいつつ、やってみたら思った以上に時間がかかった、といった声も
たくさん挙がっています。14時までに終わらせるはずが、15時まで
かかってしまった、終わらせることができなかった、などなど。

そういった時は、リカバリーするためにはどうしたらいいかをグループで
考えて、少しでもペースを戻せるように努めていかなければなりませんね。



また、今日はテスト仕様書を各グループに作成していただきました。
完成したチームは、講師に確認をしてもらっています。
不十分なところ、整合性がとれていないところなどを指摘してもらい
修正したものを再確認してもらってから開発にはいっていただきます。

今日の受講生のコメントは、苦戦している様子がよくわかるものばかりです。
何人かのコメントをピックアップしてみました。

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「本日よりプログラミングに入る予定だったが、レビューの時点でやり直さ
なければならない点が多く発見されたので、明日はそこを重点的に確認し、
グループ内で認識を合わせる必要がある。
他の方が作成した内容を確認していなかったので、レビューの際に答えられ
なかった点も多くあったので、明日はグループ内でも一度すべて見直す必要
があると感じた。」

「三日目は、グループ内部でのレビューと講師たちのレビューを受けた。
作成したものを他人の目を通してもらうことで自分たちの力量では見つける
ことの出来なかった問題点が次々と浮かび上がってきた。やはり講師陣の視線の
高さと、私たちの力量の視線の高さではまったく違うということを感じた。
特にアドバイスとして、たとえば機能についての質問があった場合、曖昧な返事
をするのではなく、あるならある、ないならないという明確な態度を定めるという
アドバイスを受けた。たしかに、曖昧な返答はクライアントに対し、想定になか
った期待を抱かせてしまうことにつながる。それを裏切れば、結果的に仕事を失う
ことにもなってしまう。常に正確な設定をチームで共有する重要性を学んだ。」

「お互いにファイル名を統合しなければならないところや情報のすりあわせが必要
なところで十分に報告ができなかったのが課題。
必ず必要な情報は共有するよう心がけることが必要だと感じた(ファイルを更新した、
作業が一通り終了した、など)」
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今日は、最初に提出する仕様書ということもあり、チームにとっての完成が
本当にそれで問題ないのかを気づいてもらえるよう、講師も少し厳しめにコメントを
していたようです。

明日の午前中には、全チームが仕様書の作成を完了させ、プログラミングに取り
かかれるよう、講師の皆さんにもサポートの強化をお願いしてまいります!

明日も頑張りましょう!!