4月23日(木)HTML/CSS/JavaScript基礎研修(3日目)
皆様、こんにちは。
HTML/CSS/JavaScript基礎研修も3日目に入りました。
今日は、JavaScriptの基本を学んでいきます。
昨日の日報に、「良かったこと」として、こんなことを書いている人を見かけました。
CSSのコードを書くとき、教科書で指定された数値以外にも
自分で数値を変えるなど、自分で手を動かして試したことが良かった。
変化を実際に確認することで、自分が書いているコードでどう変わるのか
イメージがつき、頭の中に定着しやすくなった。
現場に配属される前に、自分で考えて試す癖がついていることは、
とても素晴らしいことです。
昨日までよりも、徐々に難易度が上がりますが、自主学習をするときはぜひ、
「こう入力したらどうなるかな?」という、ある種の「遊び心」も大事にして、
いろいろと試してほしいと思います。
さて、講義では、「HTMLファイルの中にJavaScriptを書き込む方法」と
「別ファイルでJavaScriptを作り、HTMLを紐づけする方法」
の2つの方法について、コードの書き方を詳しく学んでいきました。
次々に新しい命令文が出てきますが、
これまでの単元で学んだ、「id属性」などのルールがとても重要になってきます。
受講者からは、こんな質問がありました。
「短い命令文を書いてみると、セミコロンを忘れていても出力されるのですが、
これは問題ないでしょうか」
動かしてみて、正しくない命令文で動く場合があることに加えて、
命令文が長くなると、正しく動かなくなることに気づけたようでした。
講義では、命令文を書くだけではなく、
文の中の「オブジェクト」、「メソッド」、「パラメーター」は何か?と
逐一確認しながら進めていきます。
午後一番は、午前中の振り返りを行いました。
5つほどの問いに対して、3人一組で考えてもらいました。
※今日は、「サブ講師と、誕生日が一番近い人」が進行役です。
グループワークをのぞいてみると、しっかり1問1問の解答について、
答え合わせをしていました。
「HTML、CSS、JavaScriptのそれぞれの役割…って講義で話してたかな?」
「私は、○○だと認識していますよ!」
こんなやりとりをしながら、活発に意見を交わしていました。
見えているWebページに動きや変化を加えていくJavaScriptですが、
例えば、ダイアログボックスを表示する
「window.alert」と「window.confirm」は何か違うか、
コードを変えて書くとどのように違って見えるのか、細かい部分も確認していきます。
コードの入力スピードに個人差があり、進捗が遅れると
講義についていけない可能性があるので、
講師は、順調に進んでいるかを受講者に確認しながら、慎重に進めています。
皆さんがコードの書き方に慣れてきたところで、
テキストをもとに入力した内容に、
自分なりのカスタマイズしてみよう!というお題が出ました。
個人ワークに取り組んだ後、カスタマイズした内容を見ながら、
グループで確認するワークをしてみました。
理解度に個人差があるので、カスタマイズがうまくいった!という人を軸に
グループを組みなおしています。
グループ内では、じっくりと考えて、2、3分ほど黙り込む時間もありましたが、
「この条件式が間違っていたんだ!分かった~!」
「○○さんは大丈夫?見せてもらってもいいですか?」
「ここが、どうしても原因が分かりません…」
「ここ、nが余分に入ってる!あ、シングルクォーテーション重なってました…!」
というやり取りがあり、無事に解決に至りました。ばっちりです。
昨日、「ミスをすることで誤りに気づいて、正確に書けるようになる」と
講師から指摘がありましたが、
講師の力を借りずに、助け合って発見できるようになっているのは、
とても大きな一歩ですね!
最終的には、一番分かりやすいコードを書いた方に説明していただきました。
いつ授業で習った内容だったかも踏まえて、プレゼンテーションしていました。
この方のチームでは、
「もし入力した数値が1~5以外だったら、どんな出力をしたらいいですか?」
といったような議論もしたうえで、このコードを完成させたとのこと。
とても適切な箇所にコメントが入力されており、後で読み返したとき、
誰もがわかる内容になっていて、講師の評価が高い仕上がりになっていましたね。
アルゴリズムに基づいて、コードを書き、想定した動きまで確認できることを
「実装できた」といいますが、
着実に型ができているように思えます。
明日もこの調子で進みますので、復習、振り返りをしっかりして、
そして体調を整えて研修に臨みましょう!
今日も一日、お疲れさまでした。