4月14日(火)コンピューター・ネットワーク基礎研修(4日目:最終日)
皆様、こんにちは。
先週から4日間続いてきた、「コンピューター・ネットワーク基礎研修」も本日が最終日。
今年はリレー形式で4名のメイン講師が担当する方式のため、1人目の講師にとっては今日が一区切りになります。
メリハリをつけて、繰り返し大事なメッセージを伝える、とても熱い講師が担当いたしました。
いつもの日報のフィードバックで研修スタートしました。
今日の印象的なフィードバックは、「時間の使い方」。
昨日、受講者からこんな振り返りがありました。
「グループワークで内容を確認している中で、考え込んで皆が黙ってしまう時間が多くなってしまった」
それに対して講師は、
「黙っている時間が長くても、みんなが一生懸命答えを考える有効な時間であれば問題ない。
無駄な時間かもしれないと思ったら、チームのメンバーに聞いて、一緒に工夫する方法を考えよう」
とコメントしました。
与えられた時間をどのように使うのか、今後開発実習が始まると、
チームで方向性を決めることがとても重要になってきます。
講師から、繰り返しお話のあった「能動的に発信する」ことを忘れずに、今日も頑張っていきましょう。
オンライン研修中、接続の状況が不安定なときも、講師の呼びかけにたいしてうなづいたり、
笑顔で「反応」のサムアップ「👍」マークを使ったりする場面もありました。
今まであまり反応が見られなかった方が、大きくリアクションしているのを見て、思わずほほえましい雰囲気ですね。
続いて、1分間プレゼンテーションのお時間。
今日も3名の方に発表してもらいました。
満面の笑みを見せる方や、時間ぴったりに仕上げていた方もいらっしゃいました。
これまでに10名ほどの発表が終わったこともあり、これまで出た指摘に注意して、一生懸命練習してきたようです。
与えられた時間を使って、より話のつながりを意識した伝え方ができるように、とても工夫されていました。
さて、本日は、ネットワークに関する単元で、「TCP/IP」などのネットワークの構造から講義が始まりました。
(まさにこのオンライン研修も、ネットワークなしでは成り立ちません。)
ネットワークの仕組みを理解していれば、通信が安全かどうかも判断ができ、
自分だけではなく、ひいては組織を守ることもできます。
今後JavaやHTMLを勉強するにあたっても、ネットワークセキュリティを根本から理解することは欠かせませんね。
確認テストもあるということで、不明点を残さないよう、午後はグループで確認する時間を多めに取りました。
時々、グループをのぞいてみると…
全体で発言が少ないように見える受講者も、
「こう思うけど、こうかな?」「いや、○○かな」など他の受講者も巻き込んで、かなり議論が白熱している様子。
こういった受講者からの質問にも、本人がきちんと理解した、といえるまで講師が丁寧に回答します。
「家で使っているモバイルルーターにも、IDが割り当てられているが、これはIPアドレスの一種ですか?」
「サブネットマスクについては、話せば話すほどわからなくなってきた…」
講義の中で頻繁に質問している受講者も、
「個人的にどうしても2進数が苦手なんですが…」と不安な様子。
まずは自分の解き方を講師に伝えたうえで、相談していました。
講師「やりやすい方法だけど、桁が増えたときどうする?」
受講者「うーん、困りそうです…」
桁が増えてもきちんと計算ができるように、講師自身も頭を悩ませながら、解説しました。
そして最後は、待ちに待った?!確認テストの実施です。
今回、弊社で研修管理システムとして販売している「Leaf」を使用します。
解答を入力すると、システム上で自動採点してくれる優れもので、結果と解説をその場で確認できます。
参考:研修管理システムLeaf
https://www.insource.co.jp/it-tool/kenkanrisys_top.html
ビデオ越しに表情を確認していますが、皆さん真剣そのものです。
(頭を抱えて、絶望している雰囲気の受講者も…、オンラインだとすべて見えてしまうのですね。笑)
テスト結果はいかがでしたでしょうか。
なんと、満点の方も続出!成果が出ていて素晴らしいですね!
本単元のテキストは、基本情報技術者試験の対策テキストを使用していますので、
復習をしっかりすれば、資格取得にもつながります!
テスト結果にかかわらず、ぜひ振り返りまでしっかりして、知識を蓄えてもらえたらと思います。
業務で直接応用できるスキルを学ぶのが、研修のすべてというわけではありません。
この知識が、今後の仕事にどう役立つのかを考えながら、明日以降の研修を頑張っていきましょう!