4月9日(木)コンピューター・ネットワーク基礎研修(1日目)

皆様、こんにちは。

4月9日(木)より、2020年度新人IT研修が開始いたしました。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が発令されている中、

Zoomという会議アプリケーションを使って、初めてオンラインで研修を実施することとなりました。

 

受講者の発言や、講義や演習の様子も交えながら、リアリティあふれる研修風景をお伝えしてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

※担当する講師は、しっかりと受講者の様子を見ながら講義ができるよう、PC機器を駆使して、講義を行ってまいります!

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今回、弊社としても初めて、IT研修をオンラインで実施しました。

前日の急な変更にもかかわらず、お客さまのご協力もあって、

問題らしい問題もなく、定刻には全員がオンラインでそろって研修を開始することができました。

 

自社オフィスに集合して受講される方、ご自宅から接続される方と、受講の体制も様々です。

皆さん、緊張した面持ちでのスタートです。

 

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皆さんの緊張をほぐすため、まずはグループに分かれて他者紹介。

続いて、「オンラインでのコミュニケーションで気を付けること」について、議論しました。

 

Zoomにはブレークアウトセッションという機能を使って、参加者をグループ分けする機能があり、

自由にグループを編成し、ディスカッションすることができます。

 

受講者の発表では、こんな意見が出ていました。

 

・対面よりも、意思表示をしたり、リアクションを大きくする

・「分からない」ことはその都度確認し、全員の共通認識をとる

・画面共有やZoomの機能を覚えてつかいこなす

・ネットワーク接続が不安定な時の対応を明確にする

 

複数人でコミュニケーションをとる難しさを体感し、うまくコミュニケーションをとるために何を工夫するか、気づいてもらいました。

ツールの機能を使いこなすことはもちろん、オンラインで円滑なコミュニケーションを主導していくことは、今後重要なスキルとなってきます。

率先して自分の意見を発信してもらえることを期待しています!

 

 

さて、最初の単元は、「コンピューター・ネットワーク基礎研修(4日間)」。

そもそも身の回りで使っている「コンピューター」には何があるかを確認し、

コンピューターを「使う」側から「つくる」側になるための基礎知識を学びました。

 

まずは、身の回りからコンピューターを知ることから始まりました。

 

「コンピューターはどこにあるか?」

「なぜマウスは自分の座標がわかるのか?」

「駅の自動改札は、なぜICカードをタッチすると開くのか?」

身の回りにある当たり前のものに対し、「なぜ?」を繰り返すことで、コンピューターの仕組みを紐解いていきます。

 

コンピューターの構造を理解するために、画面で投影する場面も。

こちらは磁気ディスクの実物。

 

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オンライン研修であれば、皆さんが同時にコンピューターの機器を間近で確認できるのが利点ですね。

 

研修を進行していく中で、受講者の表情も変化してきました。

午前中は、リアクションも発言も遠慮がちで、指名されてから意見をいう様子でしたが、

午後には先を争うように自分から挙手をして、楽しそうに発表するようになりました。

 

また、グループワークの時間が足りないときには、自分から講師に交渉する姿勢も見られました。

状況に応じて相談する姿勢が見られ、社会人としてのホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)も実践できるようになってきています。

 

 

弊社の研修ではITの知識を習得するだけではなく、社会人としてのふるまいを身につけられるよう、

グループワークの発表や日々の日報に対しても、適切なフィードバックを行っていきます。

 

明日からは、朝礼時のプレゼンテーションも始まります。

皆さん、気を引きしめて頑張っていきましょう。