5月8日(金)プログラミング(Java)基礎研修(6日目)+オンライン講師面談
皆様、こんにちは。
本日は、「プログラミング基礎研修(Java)(8日間)」の5日目です。
早速、いつも通りグループに分かれて、学習内容の振り返りをしました。
「昨日までの内容、難しかった?」と聞いてみると
「そんなに?」と首をかしげる人と、すごい勢いで頷く人と、
かなり反応が分かれていました(笑)
やはり、一回聞いてすべて飲み込めるほど、
そんなにプログラミングは簡単ではありませんよね。
分からないことに対して、四苦八苦してもがいているかと思いますが、
エンジニアとして、これから成長していくなかでは必ず糧になりますので、
ここはあきらめずに、頑張りましょう。
午前中は、演習問題に取り組んでいただきました。
まずは、個人ワークで30分程度、集中できる時間を確保しました。
眉間にしわを寄せて、画面に向かっている人もいますが、
課題に取り組む姿は、皆さん真剣そのもの。
スペルミスやエラーを解消しながら、試行錯誤して問題を解いているようです。
ある程度のところで区切りをつけて、グループワークに入ります。
ゴールとして「グループ全員が問題を解けるようになること」を設定しているのみで、
ゴールまでの道のりは、各グループにおまかせしています。
自分たちの最適解はなにかを考えて取り組むことは、
社会人としての重要なスキルになりますね。
本日の講義では、修飾子やアクセス制御について講義を進めています。
変数のように、プログラムに大きく影響を与える要素については、
もし万が一、外部から値を書き換えられてしまった場合、
意図していないトラブルなどが起こる可能性もあります。
「private修飾子」を使うことで、他者が知る必要のない情報を
隠して制御するという考え方を知り、
プログラムの安全性を保つことの重要性を実感してもらいました。
午後には、セキュリティに関連して、標的型攻撃メールを題材として、
グループで怪しいところを思いつくままに話していただきました。
「添付ファイル、URLも不信感があるし、署名がないのは明らかに怪しい」
「利用者の登録をすすめているのは、おかしい」
「『就労者各位』と書いてあって、担当者の名前を知らないのは怪しい」
みなさん、鋭い視点で指摘をされていました。
研修の序盤でも、「コンピューターの仕組みを知ることで危険を回避できる」ことを
学びましたが、さらにITを学んで、危険を回避するすべを
身につけていってほしいですね。
研修の中盤を迎えましたので、休憩時間や補講の一部を利用して、
講師との1対1面談の時間も設けております。
ここまでで不安に感じた点や悩みがないか、ざっくばらんにお話をしました。
リアルな声を拾い上げることができるので、
講師、受講者の双方にとって、とても有意義な時間になっています。
受講者の方からはこんな本音を聞けました。
受講者「カタカナを覚えるのが苦手で、テキストを見ないと、
人に説明ができないんです」
講師 「人に伝えるのは難しいですよね。自分の言葉で、
人に説明することをイメージして、言葉を整理してみましょうか。」
講師 「グループワークをして、良かったことや不安なことはある?」
受講者「プログラムを全員がレビューしてくれたので、
悩んでいたことが30秒で解決しました!」
オンライン研修だからこそ、少しでも密に話せる時間を作り、
受講者の不安解消に努めることができればと考え、企画しております。
今週は2日間だけでしたが、来週からは通常通り、5日間の受講に戻ります。
土日を挟みますが、しっかり休んで、後半戦に向けてエネルギーを溜めてくださいね。
今週も、お疲れさまでした!
~番外編~
ちなみに、休憩時間中、みんなでZoomの機能を試してみよう!という
トライアルを行いました。
画面共有の「ホワイトボード」の機能を使って、話した内容の議事録を作ったり、
スタンプを押して重要なポイントを示してみたり、
試してみるといろいろなことができて、かなり勉強になりますね。