5月14日(木)Webアプリケーション・セキュリティ技術研修(2日目)~サーブレット、JSPの基本~
皆様、こんにちは。
「Webアプリケーション・セキュリティ技術研修(8日間)」の2日目です。
昨日の日報では、HTMLの復習をして気づいたことについての意見が
多くありました。
(プログラミング初心者の方)
「ある程度自由に作れるという条件で作ることに、
とても面白みを感じることができた。
もっと多くのWebページを作ってみたい」
(プログラミング初心者の方)
「自由に自分のプロフィールページを作成することは、楽しい反面、
実現するためにどうプログラミングをするのかを把握しなければならない。
ほかの受講者のコードを見て学ぶことが多くあったので、
より多く吸収していきたい」
といった振り返りをしていました。
できる限り、簡潔で効率的なプログラムを作ることは、
エンジニアの使命といっても過言ではありません。
時間の許す限り知識を吸収して、様々な技術を使いこなせる
エンジニアになってほしいと思います。
本日は、サーブレットクラスやJSPについて、詳しく学びました。
講義では、まず、サーブレットの基本的な使い方を習得しました。
テキストに沿ってサーブレットクラスのサンプルコードを打ち込んだり、
演習問題に取り組んでもらったりしています。
演習問題は、グループワークになって答え合わせをしました。
グループワークで出た質問について、講師が丁寧に答えます。
「文字コードはUTF-8で送信されているはずですが、
ブラウザで表示して文字化けしているときは、
ブラウザはどの文字コードとして解釈して表示しているのでしょうか」
「通信されている内容については、
ディベロッパーツールの『Network』から参照できますよ」
経験者の方は、鋭い質問を投げかけており、
講師も調べながら回答をする場面もありました。
サーブレットクラスでHTMLを出力する方法を学んだあと、
JSPで、簡単に出力する方法も学びました。
サーブレットクラスで書いた演習問題をJSPファイルに書き換えて実行し、
挙動についても確認してもらっています。
サーブレットクラスで一つ一つ出力していた「pinrtln ()」を書く必要がなくなり、
速く、楽に書くことができましたね。
午後は、昨日のフォームを作成する演習に関連して、
フォームデータ送信の仕組み、GET/POSTといった
リクエストメソッドを学習しましたね。
2つにどのような違いがあるのか、グループで解釈を考えてもらいました。
全体共有をしたときには、下記のようなキーワードが出ていました。
「GETは情報を取得する場合、
POSTは機密情報などの重要情報を隠して、
共有する場合に活用すると認識しています!」
「GETは検索フォームやブックマークに使われる、
POSTは日報を書いて送るフォーム、サイトのログイン情報に使われる」
という意見が出ていました。
オンライン研修の場合は、常にPCが手元にある状態なので、
気になったことを調べながら、ディスカッションできます。
この点も、議論が活発になる要因のようですね。
検索をうまく使うスキルも、少しずつ身についているようです!
グループで出た意見のほかにも、自分の解釈を述べる人が次第に増えてきました。
研修終盤の課題では、自分なりの工夫を加えて、
さらなるグレードアップをしてもらいました。
あるグループでは、受講者の中で、強烈な個性と技術をもった方がおり、
その方を中心にグループワークでコードの共有をしていました。
※HTMLの<marquee>タグを使って、七色に光る流れ文字を表現しています。
「GETとPOSTを使い分けて、こんなに幅広い表現ができるんですね!
いや~、感動です!」
「サイトのデザインセンスは、とても同じ世代とは思えないですよ(笑)」
「いやいや、同世代ですよ!?(笑)」
というように、盛り上がっていました。
※他の受講者の方も、毎度○○さんが作ったWebページを
心なしか楽しみにしているようです。
土台となるJSP、HTMLを組んだうえで、
ぜひCSSなどにも挑戦してほしいと思います。
本日も一日、お疲れさまでした!